【初心者向け講座】1限目:競艇を学ぼう

競艇を知らない人や、競艇を今から始めようと思う人への入門編だ。
経験者には当たり前のことかもしれないが新しく始める人も増えてほしいからな。

【競艇のルールを学ぼう】

まずは競艇の基礎的なルールから覚えよう。
単純にまず箇条書きで記載するぞ。


・競艇は基本的に6艇で行われる。
・フライングスタート形式という特殊なスタートを使用する
・選手はコースを3周する
・「節」と呼ばれるシーズンが存在する

他にも色々あるが、基本的な所はここになるかな。

競艇は基本的に6艇で行われる

同じような公営ギャンブルに競馬・競輪が存在するがこの2つは出馬数・出走数が一定ではない
その2つに対し、競艇においては6艇固定でレースが行われる。
だからこそ競馬・競輪と異なり競艇は当たる確率が格段に高い。

6艇以外で行われる場合も存在する
競艇には「欠場」という状態が存在する。
理由として様々な状態があり得るが、大きく分けて4つ存在するので記載しておく。
・フライング/出遅れを行った場合
・競艇内の規約違反を行った場合(進入規則違反/装備、装着違反)
・スタートする前またはスタート時に起こるアクシデント(落水、転覆、沈没、火災、エンスト、速度低下)
・病気/怪我等の身体的理由

各艇で色・番号が固定されている

そんな競艇を走る6艇は
色・番号が必ず固定されている。
一覧にするとこんな感じ。
内側が1号艇、外側が6号艇と数字が大きくなるにつれて外側になっていく。
色が定められているのは見やすくする為だ。

競艇は下記にも記載しているが特殊なスタート方法を使用しているため
スタート位置取りをするために6艇でコースに侵入し速度を落として緩く1周する。
このシーンをピットアウトと呼ぶんだ。
また、このピットアウト時に速度を落としてコースを奪い合うぞ

特殊なスタート方法を使用している

競艇は一斉にスタートをせず、決められた時間内にスタートラインを通過してスタートする形式だ。
この形式を「フライングスタート形式」と呼んでいるぞ。

フライングスタート形式を採用している理由は大きく分けて2つ存在する。

1:競艇のボートにはブレーキが付いていない為、同じ場所で静止をしてスタートする事ができない。
2:一斉にスタートをする場合、、スタートと同時にエンジンの個体差が如実に出てしまうため抜き去ることが困難になり競艇の面白みが削がれてしまう。

各ボートレース場には写真のような、
「大時計」と呼ばれるものが存在している。
・スタート2分前を知らせる2分前表示灯
・1回転1分の白針
・1回転12秒の黄針
でできている。

大時計がスタート時刻をさしてから1秒以内にスタートラインを通過する。

もしスタート時刻をさすより前に通過した場合にはフライング(F)
スタート時刻をさしてから1秒経過しても通過していない場合には出遅れ(L)という状態になるんだ。
競艇ではこの2つの事を総じてスタート事故と呼んでいる。

フライングが起きた場合には該当選手が絡んだ舟券を購入した額の払い戻しが発生する。
複数艇でフライングが発生し、レースが成立しない場合のレース結果は「不成立」になり、全て返還されるぞ。

競艇は1周600m×3周=1800m走る

競艇は1周600mを3周した合計の1800mで順位を競う競技だ!

大きな流れは「ピットアウト」→「スタート」→「ターンマークを周回」→「ゴール」となる。
ターンマークってのは上の画像にある赤と白の浮いてるやつの事な。

この画像で言うと右側が第1ターンマーク、左側が第2ターンマークだ。

「節」というシーズンが存在する

競艇のレース一覧には↑のように初日、〇日目、最終日といった表記があるぞ。
これは「節」というものだ。
   ↓

これは一例としてみてほしいんだが、競艇は基本4~6日の期間に連続でレースが開催される
その間の事を【節】というんだ。節によっては7日目があるところ存在する。

この節の中で選手たちは優勝に向かってレースを行っているぞ。
最終日の優勝戦になると強い選手ばかりになっていいレースが見れるとか!

モーターは抽選で決まっている

ボートの要になるモーターは実は毎節抽選で決まっている。

大元の規格は全て一緒なんだけど今までいろんな人が使ったりとかしてるから、微妙に性能が違ってるぞ
転覆とかをした時にはパーツ交換をしないといけない場面になったりもする。

態と転覆するような奴はいないから、まさしく運がものをいう世界だ。

選手はモーターをカスタマイズする

選手によってレースの走り方は十人十色。
その走り方やパーツの調子によって自分でカスタマイズを行っている
パーツの交換をしたり、プロペラの調整を行うぞ。

プロペラの調整は結構な微調整にもなり、木槌だったり各々の方法で細かく調整する。
その整備の情報の記載はないが、調整をしている回数などを考えれば
参加している経歴が長い選手ほどその実力はあると考えていいと思うぞ!

あとがき

基礎的なルールはわかってもらえたかな!
次の2限目では実際に競艇に参加してみることを始めてみよう!

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